有限会社 松本雛人形店
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創業は明治24年。四代にわたり一貫して雛人形の製造・販売を手掛ける松本雛人形店。
季節の飾りの品ぞろえの良さはもちろん、お顔や着物が選べるオリジナルの雛人形が人気の老舗人形店です。
「有限会社 松本雛人形店」のこだわり
四代目取締役 松本浩之さんにお聞きしました!
問1,人形を製作するうえで一番難しいこと、また心がけていることは何ですか?
→一番難しいことといえば「振りつけ」と言われる作業ですね。
お人形の腕をちょうど良い角度で曲げるなどのポーズをとっていく工程なのですが、どんなにいい素材で丁寧な仕事をしても、お人形の仕草や骨格を決める「振り」が決まらないとすべて台無しになってしまいます。ここが一番神経を使うところです。
そして、私が何体のお雛様を製作しようとも、お客様にとっては一生に1つのずっと大切なお雛様ということ。それを忘れないように1つ1つ製作しています。
問2,.雛人形や兜など、季節の人形を飾ることにはどんな意味がありますか? 現代は昔ながらのものだけでなく、コンパクトなお雛様やちょっとユニークなお雛様などもありますが、私自身はお雛様の形にこだわるよりも「子供の幸せを願いながら飾る気持ち」、これに勝るものはないのではと思っています。形を堅苦しく考えるよりも、どんなお人形であれ我が子の幸せを願いながら飾る、これが本来の飾り方であり、唯一気にかけてほしいところですね。
→お雛様や兜、甲冑、こいのぼりなど、すべて大切なお子さんの一生の息災(幸せ)や健やかな成長を願う意味があります。
問3,140年もの伝統ある雛人形を製作していることについて
→人形を製作していると伝統産業、伝統工芸という風におっしゃっていただけて本当にありがたいのですが、その半面、お人形作りって本来もっと庶民の身近にあってしかるべきとも思うんです。ですから特別なことは何もなくて、1つの業種に過ぎないし、またそうなってほしいと思っています。
若い方が「自分もお人形作りをしてみたい」と、仕事として気軽に選べる地域に密着した地場産業という位置づけになれたら最高ですね!
問4,お節句の人形はいつ出していつしまう?
昔は「お雛様を節句過ぎまで出しておくと嫁に行き遅れる」なんて言われましたが、あれは、いつまでもお雛様を出しておくことで「あの家はだらしない家だ」と言われてしまうことへの戒めなんです。だから現代ではあまり気にせず、お彼岸を避けて天気の良い乾燥した日を選べば大丈夫です。何より湿気を嫌うものですから、しまう時期よりも天気を気にした方がいいですね。
→雛人形や兜飾りを出す時期には節分過ぎや雨水を境になど諸説あります。しかし華やかな飾り物で季節感も出せますから、雛人形は一月の後半あたりから、兜などは三月のお彼岸が終わったら、それぞれ都合の良い日に出せばいいのではないでしょうか。
ピックアップ
わからないことは気軽に質問しよう
とっても気さくなお人柄の松本さん。お人形選びに迷ってしまったり、わからないことがあったりしたら気軽に質問してみましょう。お節句の飾りつけがもっと身近に、もっと楽しく感じられるはず!
自分好みのお雛様をカスタマイズできる!
お顔はこれで着物はこっちがいい!など、自分好みの雛人形にできる楽しみもお人形の製造元ならでは! お子さまお孫さまの健やかな成長を願って、好みのお雛様をぜひカスタマイズしてみてください。
見るだけでも楽しくなる品ぞろえ♪
品ぞろえの豊富さはさすが専門店。 お節句の人形はもちろん、名前旗やつるし飾りなどの小物もあります。 お人形は持っているという人もこういったオプションのお飾りで、ますます華やかなお節句になりそうです。
有限会社 松本雛人形店の店舗情報
電話番号 | 0283-22-1373 0283-22-1373 |
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住所 |
佐野市久保町96 |
営業時間 | 9:00~19:00 |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://www.matsumotohinaningyo.com/ |