エールNAVI

代表の稲葉唯浩さんにインタビュー

問1，花屋さんになったいきさつを教えてください。

→先代からの仕事なので、小さなころからお花を身近に感じて触れ合って育ちました。小学生のころからお花屋さんになるものだと思って育ちましたから自然な流れでしたね。

問2，売れ残ってしまったお花はどうなりますか？

→お花は生き物なので寿命もあり、どうしても処分の問題が出ます。それでも今までは小さなお子さんの来店時にプレゼントしたりして、なるべく処分を減らす工夫をしてきました。
そんな中、スタッフが「アウトレットフラワー」の提案をしてくれたんです。少し時間がたってしまったけれど、まだまだきれいなお花を数本束にしてお安く提供する。お店もお客様も嬉しいし、みんながお花を飾ることへの良いきっかけになれば、という想いもあります。おかげさまで評判がよく、気軽にお花を飾ってくれる人が増えました。

問3，切花を長持ちさせるコツはありますか？

→蒸し暑い室内で人と人がぎゅっとくっついていたらどうですか？蒸れるし気持ち悪いですよね（笑）。お花も同じです。よく輪ゴムで束ねたまま花瓶に活けてしまうことがありますが、隣り同士がくっついているとお花もストレスを感じて長持ちしなくなっちゃうんですね。
かといって口の広い花瓶などにお花を数本入れると、お花がぐるぐる動いてカッコよく決まりませんよね。そこで、ゆるく丸めたワイヤーを花瓶の中に仕込んで、そのワイヤーを通した形でお花を入れていきます。こうすることで簡単ににお花を好きな位置に留めることができます。水に入れるジェリービーズやカラーサンドなどを入れて固定してもきれいですね。

問4，稲葉さんの一番好きなお花は何ですか？

→→え～～！難しい質問ですね。その時の気持ちや季節によっても違いますが・・・。でもやっぱりバラでしょうか。種類も多く品種によって雰囲気の異なる花なので奥が深い。バラに始まりバラに終わるともいわれています。
・・・バラに始まりバラに終わる・・・。何とも深い稲葉さんのお言葉でした！