5月16日、ホクサン恒例の人形供養が行われました。
エールナビでは16日に人形供養の様子を緊急取材!小雨が降ったり止んだりで天候が安定しない中、朝からたくさんの方のお人形が続々到着しました。たくさんのお人形が祭壇に並んだ様子はすごい迫力でしたよ!
今回は特集として、ホクサン恒例の人形供養をレポートします。
人形の受付スタート!!
5月16日は朝9:00から人形の受付がスタート。前日の15日に受け付けた人形たちとともに、16日にご供養をします。空はどんより、あまり良いコンディションではなかったものの、朝からたくさんの方が訪れていました。
今年も昨年に引き続き、感染症対策としてドライブスルー方式での受け取りだそう。受け付け後、車から降ろされた人形たちはスタッフの手でホール内に運ばれ、
人形とお道具や付属品などを分別。
黄色い法被を着た元気なスタッフの方たちが、手際よくていねいに作業していきます。しっかりお顔が前を向くように並べたり、一緒に持ち込まれ、長年共にいたであろうお人形と並べて置いたりと、人形がさみしくないようにと愛情をこめて祭壇に並べていたのが印象的でした。
こうして祭壇に並べられた人形をあらためてみるとすごい迫力!!コロナ禍でお宅を整理したり断捨離する人が多いからなのか、今年は例年より人形の数が多いそうです。みなさん愛着のある人形をしっかり供養してあげたいと思っているんですね。
いよいよ人形供養開始
受付の時間が終了となり、いよいよ人形が供養されます。
臨済宗寺院「崇雲寺」のご住職による読経が始まり、会場内は一気に厳粛なムードに。供養に参加した一般の方もお焼香をして、長年癒しをくれた人形たちを心を込めて送ります。愛着のある人形に「ありがとう」の気持ちを込めて。私もエールナビを代表して、お人形たちに「お疲れさまでした」と心を込めて手を合わせました♪
会場は緑がさわやかな「愛ホール 石塚」
人形供養の会場となったのは「ホクサン 愛ホール石塚」。
緑に囲まれた気持ちのいいホールはお庭の手入れも行き届いていて、思わずのんびりしてしまいそうな癒しの空間です。スタッフの方が手間をかけて手入れをされているんでしょうね。まるで高原の別荘に来たみたい♪
さまざまな相談会やホールの内覧会も同時開催されていました。普段はなかなか立ち寄ることのないホールの雰囲気を知るチャンスですね。
葬儀や法事は悲しみを伴う涙のセレモニーではありますが、さまざまな懐かしい人に会える数少ない機会という側面も確かにあります。そんな時、心が落ち着く癒しの空間でゆったり思い出話をすることは、送られる人の慰めにもなるのではと思いました。
今回の人形供養を取材して、大切な人形を無造作に捨てるのではなく、心を込めてお別れしたいと思っている人がたくさんいることを知り、温かい気持ちになりました。断捨離や家の整理も大切なことですが、使命を全うした物への感謝を忘れないようにしながら身の周りをすっきりさせたいものですね。