エールNAVI

横井三枝子社長とスタッフの矢幡悦子さんに聞きました！

問1，業務内容を詳しく教えてください。

→出張美容と言って、ご高齢の方や体が不自由な方のお宅や施設に出向き、きれいになっていただくことがメインの業務ですが来店もしていただけるようにサロンとしても営業しています。出張美容は20年前からになりますが、10年前からフランチャイズ展開をしていて現在は全国に70店ほど加盟店があります。
従来の出張美容はヘアカットやシャンプーが主流で、さっぱり清潔になることに目的を置いたものが大半でした。そんな中、よりおしゃれに美しくなっていただくメニューを提供できるのがリンデンの大きな特徴です。何歳になっても美しくいたいというお客様の気持ちを大切に訪問しています。

またスタッフはほぼ女性で、令和元年度には佐野市から男女共に働きやすい職場に贈られる「パレット賞」をいただきました。幸せを提供するにはスタッフも幸せでなければならない、そんな気持ちで女性が働きやすい職場を実現しています。

問2，矢幡さんにお伺いします。リンデンで働くようになったきっかけは？
→実は、私はもともとリンデンを担当する会計士だったんです。13年位前、ちょうどリンデンがフランチャイズ展開を始めるタイミングで社長にいろいろお話を聞く中、どんどんこの仕事に興味が出てきて引き込まれてしまったんです。

全く畑違いですからもちろん不安もありましたが、なぜかやってみたい！と思ってしまったんですよね（笑）。フランチャイズ第一号から関わらせていただいています。今となっては愛着もひとしおですね。出張美容でお客様から「ありがとう」の言葉をいただける、その魅力に引き込まれてしまったのかもしれません。

問3，福祉と美容が連携する一番のメリットはどんなことだと感じますか？
→高齢であったり体が思うように動かなかったりする方も、それぞれ運動機能の回復を目指してリハビリをされています。確かに長い目で見るとそれらはとても重要ですしなくてはならないものですが、やはり時間をかけてじっくり取り組むものですよね。
一方で、美容というのは終了したその時にすぐ笑顔になれるんですよ。平たく言えば「手っ取り早く幸せになれる」のが美容です。遠い目標だけでなく、今ある日常の中の幸せを提供できる。単調な毎日の中にあっても心が弾む体験をしていただける、そして生きがいや活力につながっていくことが福祉と美容が連携する一番のメリットだと感じています。