エールNAVI

オーナーの亀山さんに聞きました！

問1，山賊らーめんさくらを開店されたいきさつを教えてください。

→もともと兄が市内で「亀嘉」というラーメン店をやっていて。昼の部と夜の部で営業していたのですが、夜だけの営業に変更したんです。それでまったく未経験の私が、じゃあ昼の部として別のラーメン店をやってみようかってことになって。
ー姉妹店のようなイメージで？ー
そうですね。全く未経験だったので兄や姉に助けてもらいながらですけど、仕事を定年して時間はたくさんあったものの、なんだか心にぽっかり穴が開いたようで。要はすごく暇だったんです（笑）。

問2，看板メニューの「山賊らーめん」はどのように誕生したのですか？
→オープンにあたってなにか看板になるメニューをプロの方も交えて考案したかったんです。そして、私が市内の山の方の出身だったので、厳しくも優しい山をイメージさせるようなものにしたかったんですよね。
それでボリュームのある骨付き肉で山賊の気骨や豪快さをイメージして、あとはキノコやら山菜やら山を連想させるものをさまざまに試しました。すると、きくらげが一番しっくり来たんです。それで骨付き肉ときくらげの組み合わせが完成しました。きくらげは美容と健康にもすごくいいんですよ。

問3，ラーメン激戦区である佐野でラーメン店をオープンするのに不安はなかったですか？
→不安というより佐野市を挙げて佐野らーめんを盛り上げてくれているので、もうそれに乗ってしまえ！と思いまして（笑）。
この辺りは住宅が多く生活や暮らしが近い場所なので、競争店に食い込むというより人の暮らしに密着するような、身近に感じてもらえる店になればと思ったんですよね。ゆくゆくはそんなことが差別化につながっていくのかなと。

問4，2020年のオープンのさくらですが、今後どんなお店にしていきたいですか？
→この辺りに暮している方々、老若男女がこの店を通してコミュニティを作っていけるような・・・。今って孤独を感じている人が増えていると思うんです。コロナ禍で孤独を深めた側面もあると思います。
なので、例えばここに来れば誰かと繋がれるといったイメージが理想としてあるんですね。今はすごくぼんやりとしていますが、この店がどんな風に育っていくか流れに任せつつ、形にこだわらず、いつの間にか地域のコミュニケーションの場となるのが夢ですね。