エールNAVI

代表の山田 明さんに聞きました

問1，なぜこの仕事をはじめられたのですか？

→20代で結婚してからシステムエンジニアとして働いていました。ずっと仕事人間で、子供のことも本当に女房に任せきりだったんです。それが30代の若さで女房が亡くなってしまって。そこから思春期の子供二人を抱え、家事も何もできない中で子育てに悪戦苦闘しました。
そのせいか子供たちも自立するのが早く二人とも今は自立しました。その結婚を誰よりも女房と分かち合いたかったですね。同時に、結婚ってすごくいいな、と。子供が巣立っていく中で家族が減っていくという感覚はあるんですが、それぞれの連れ合いや孫ができて家族が増えていくという一面もある。
そんなことを含めて、家族を持つっていうのは幸せだなという思いがこの仕事につながっています。あとは、連れ合いが亡くなるのも非常時ですけど、コロナや災害の時などの非常時には身近な家族が一番の支えになるんですよね。だから家族の幸せに気づく人の笑顔を増やしたいという思いも強いですね。

問2，結婚する若者が減っています。それはどういったことが原因だと思いますか？

→一口には言えませんが、今は「結婚しない人」も「結婚できない人」もどちらもいるんですね。結婚しない人の中には精神的に自立できていないとか、親に生活を依存している人なんかも多くいます。
結婚できない人が増えた理由には経済的な不安や交際に至るチャンスが少ないことが挙げられるのではないかと思います。今はSNSなどでむしろ出会いのチャンス自体は多いのですが、人間力といったものは対面の人間関係やコミュニケーションの中でこそ鍛えられるものですから、なかなか知り合い以上にはなれない。恋愛はコミュニケーションの最たるものですからね。
また、離婚率の上昇と連動して結婚自体に憧れが持てない人も多くなっているのではないでしょうか。異性の友達がいれば十分、恋愛は面倒という人も昔より増えている気がします。

→交際自体していないと？
→→もちろんそうですよね。交際していてコミュニケーションがうまくいかなかった人や、出会いそのものがなかった人は結婚相談所のシステムがあればうまく成婚に至る人がほとんどです。だからこそ、気軽に相談に来てほしいですね。